気配りのリレー

< 貴重な晴れ間 >

今朝は7月最初の全体朝礼の日。

全員が元気で「夏越の日」を迎えられたことに感謝。

熱中症予防や無事故無災害の協力をお願いしました。

 

そして今月のテーマは「気配り」

気配りが仕事をする上で大切なことを確認しました。

 

今月は社員の皆さんが待ちに待つ「夏のボーナス」

限りある少ない予算の中での大切な「気配り」

「小さじ一杯か大さじ一杯」の増量か減量か。

これからしばらく悩ましい日々が続きます。

 

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台風の影響で明日から当分天気が崩れそうですね。

今日はその貴重な晴れ間なのでしょう。

 

朝礼の後、

畔に咲くタンポポを一輪入れた今朝の撮影。

野草にも厳しい暑さの一日が始まります。

 

< ストローいっぱいの幸せ >

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〜 気配りのリレー 〜

担当した仕事で、

クレームやトラブルがほとんど発生しない営業担当者がいました。

設計者や工事担当者からも評判がよく、現場の職人からも不満の声は聞こえてきません。

いかにも「やり手」という雰囲気ではなく、

どちらかといえば地味なタイプだったこともあって、

上司は少し不思議に思い、彼の仕事ぶりを観察してみました。

 

営業担当の中には、ライバルに差をつけるために、

例えば工事の過程でかなり無理のある段取りを組む人がいます。

そのおかげで受注できたとしても、

もともとの計画が無理をしていますから、

トラブルの発生率が高まってしまいます。

ところがトラブルの少ないその営業担当者は、

厳しい段取りを組まないといけないときなど、

お客様に提案する前、設計担当や工事担当に相談して、

どうしたらうまく進められるかを熱心に相談していました。

つまり、受注に焦って営業サイドの判断で独走したりせず、

一緒に家をつくる仲間たちに気を配っていたのです。

 

あらかじめ相談しておくことで、

少々厳しいスケジュールでも、みんなで力を合わせて乗り切ることができます。

家が完成するまでには、

大工、左官、電気工事など二十〜三十の業者がリレー式で工事を進めますが、

しっかりと段取りが確認できていれば、引き継ぎ時のミスも起こりにくいでしょう。

 

全員が次の工程に気を配ることは、

結果的にいい家ができ、お客様の満足に直結します。

 

 

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