2018.07.02 Monday
気配りのリレー
< 貴重な晴れ間 >
今朝は7月最初の全体朝礼の日。
全員が元気で「夏越の日」を迎えられたことに感謝。
熱中症予防や無事故無災害の協力をお願いしました。
そして今月のテーマは「気配り」
気配りが仕事をする上で大切なことを確認しました。
今月は社員の皆さんが待ちに待つ「夏のボーナス」
限りある少ない予算の中での大切な「気配り」
「小さじ一杯か大さじ一杯」の増量か減量か。
これからしばらく悩ましい日々が続きます。
台風の影響で明日から当分天気が崩れそうですね。
今日はその貴重な晴れ間なのでしょう。
朝礼の後、
畔に咲くタンポポを一輪入れた今朝の撮影。
野草にも厳しい暑さの一日が始まります。
< ストローいっぱいの幸せ >
〜 気配りのリレー 〜
担当した仕事で、
クレームやトラブルがほとんど発生しない営業担当者がいました。
設計者や工事担当者からも評判がよく、現場の職人からも不満の声は聞こえてきません。
いかにも「やり手」という雰囲気ではなく、
どちらかといえば地味なタイプだったこともあって、
上司は少し不思議に思い、彼の仕事ぶりを観察してみました。
営業担当の中には、ライバルに差をつけるために、
例えば工事の過程でかなり無理のある段取りを組む人がいます。
そのおかげで受注できたとしても、
もともとの計画が無理をしていますから、
トラブルの発生率が高まってしまいます。
ところがトラブルの少ないその営業担当者は、
厳しい段取りを組まないといけないときなど、
お客様に提案する前、設計担当や工事担当に相談して、
どうしたらうまく進められるかを熱心に相談していました。
つまり、受注に焦って営業サイドの判断で独走したりせず、
一緒に家をつくる仲間たちに気を配っていたのです。
あらかじめ相談しておくことで、
少々厳しいスケジュールでも、みんなで力を合わせて乗り切ることができます。
家が完成するまでには、
大工、左官、電気工事など二十〜三十の業者がリレー式で工事を進めますが、
しっかりと段取りが確認できていれば、引き継ぎ時のミスも起こりにくいでしょう。
全員が次の工程に気を配ることは、
結果的にいい家ができ、お客様の満足に直結します。