初めてのスカイカフェ

 イベントの合間、ひとときの都内観光。いまや、東京の新名所といえば「東京スカイツリー」が目玉スポットでしょうか。今回、初めて連れて行ってもらいました。初めてというものは、とてもわくわくするものです。
地下のバス専用駐車場で降り、係りの方に案内され、

エレベーター待ちの長蛇の列を横目に向かった先は、団体専用の入場口でした。半年前から予約していただいたおかげで、待たされることもなくスムーズに入場できました。ありがたいものです。一般の方は延々と並ばなければいけないようです。


どきどきしながら、ムーディーな天井を見上げ、

エレベーター前で待っていました。乗り込んでしまうと、






なんということでしょう!何も浮上している感じがしないまま、50秒ほどで展望回廊フロア350に昇ってしまいました。
最新のエレベーターにひとまず感動してしました。



眺めといえば、

まるで別世界の光景でした。高層ビル群も、まさにジオラマを見ているようでした。高所恐怖症のぼくにとって、余りにも高すぎて足元もスーッとしませんでした。この視界の撮影は、手すりからグ−ンと身を乗り出して写しています。





普通の視線では、

どうしても、ガラスを支えているフレームが入ってしまいます。



子供達も、

飛行機に乗った気分なのか、鳥にでもなった気分でしょうか。いつまでもずーっと見ていました。この高さ350は、東京タワーのてっぺんくらいの高さだと思います。





そこでぼくが発見したのは、なんと意外なものでした。

偶然にもレンズに装着していた「PL-C偏光フィルター(反射調整)」が映し出したそのモノとは、ガラスそのものでした。



ごらんのとおり、

合せ強化ガラスの間に、これまた特別な強化フィルムが入っているのでしょうか。いずれにしても特殊ガラスと思われます。




フィルターを外して見ると、

何も遮るものは映りこみませんでした。これがみなさん誰もが見えている光景です。この日は、この上の展望回廊フロア450までは、待ち時間20分だったので断念しました。次回、機会があれば昇ってみたいと思います。


その代わり、せっかく昇ったので「スカイカフェ」でお茶しました。

ぼくは、蜂蜜ロールケーキ。名前はスカイロールだったかは忘れました。



相方は、

「ソラカラちゃん〇〇〇〇」。これも名前は忘れました。どっちにしても、美味しかったことは覚えています。






そりゃ、こんな眺めのいいところで食べれば「焼き鳥」も「特上の牛ステーキ」の味に変わってしまうことでしょうね。
それにしても、こんな環境で働ける店員さんは羨ましい限りです。何せ、嫌なことがあっても窓の外を見ればよいのですから。



そんなことを考えながら、エレベーターを下ると、

建築模型が展示してありました。これは下から中間くらいでしょうか。





この部分は、フロア350の展望デッキと450の展望回廊が見えます。
いずれにしても、このツリーのために作られた特殊な大型クレーンがなければ出来なかったことでしょう。都会に出ると、高層ビルの建築現場で目にするこのクレーン。最後はどうやって姿を消すのか?ぼくはいつも不思議に思っていました。
このツリーの建築では、最後は人間の手で解体し、エレベーターを使って降ろしたそうです。




最後に、

下に降りて見上げてみたら、やっぱり凄かったです。設計した人は机上の人、何よりも、ここで命がけで働いた人たちに「あっぱれ!」でした。これからもたくさんの人に感動を与え続けることでしょうね。

この、「東京スカイツリー」。どうやって作ったか知りたい方があれば、
「大林組」さんのサイト、トップからメニューを開いて左バナー「つくり方大公開」に詳しく掲載されています。
ご参考までに。
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