特上の松葉ガニに後ろ髪引かれ

 

 かに三昧でお酒も進んだ昨夜の宴、意外なことにすっきりと目覚めた旅の宿。相部屋のみなさんは就寝中でした。
昨日からの細雪が気になり、掘りごたつのある小部屋の障子をそっと開けてみました。

窓から見える外の光景、しんしんと雪が降っています。風も無く、静に積もる雪のよう。向こうに見える旅館の窓から漏れる光が、妙に暖かさを感じさせます。



もうこの時間、二度寝は許されません。
目覚ましにと、

昨夜は女子風呂だった「華の湯」




これも昨夜は女子限定だったでしょうか、ぼくにはとても似合わない「ハーブ湯」に入りました。
雪が降りしきる露天風呂は、この上ない贅沢。とても風情がありました。



みなさんと朝食を済ませ、身支度を整えてから部屋を出て

ラウンジに下りると、なんということでしょう。ガラスの向こうはまるで墨絵の世界です。




宿に着いた昨日とは別世界の表情でした。ここでコーヒーでも飲めば良かったのですが、それはそれ、売店でお土産を買うのが優先となりました。



しばし、



出発の時間まで、モノクロの墨絵の世界を写してみました。



井づつやさんのお宝でしょうか

玄関の横に堂々と飾られている、意味ありげな高価そうな屏風。ガラス越しに写してみました。この傍らで 女将さんらしき女性が 旅立つお客様を見送っていらっしゃいました。



その女将さんや、仲居さんたちに見送られ、

雪が降り続く「佳泉郷 井づつや」さんを後にしました。それにしてもこの雪、バスのドライバーさんは慣れているとは言え大変です。



命を預けたと言っても、後輪が滑るたびに「ウォ〜」と声が出ます。ドライバーは何とも無いよう。乗ってるぼくは肩が凝りそうでした。


そんな雪道を、野を越え山を越えたどり着いた今日のスタートは、

威勢の良い売り子の掛け声が飛び交う、香住漁港に程近い「かに市場」。見た瞬間、ぼくは「またカニだ〜」と思いました。



山盛りに積まれた、お値打ちの「B級品」

裏返しになった無数のカニさんが「買ってくれ〜!・買ってくれ〜!」って言っているようでした。
カニには目が無いぼくですが、夕べの「かに三昧」からいまだ14時間、口の中にも余韻が残っています。



それでも、

家族にお土産でも・・・と思っても「特上」は高価すぎて無理。値切っても1万円にはこの時間無理のよう。それにしても、コイツずっしり重い特上でした。




ならば、

脚だけでも・・・と思っても食欲が出ません。昨日の今なら、間違いなく買った代物です。



出発の時間まで、





いろいろ見てみるものの、これまた食後2時間。食欲不振で生ものは断念しました。

それでもと思い何とか品定め、「ほっけの開き」「漁師が造る・ほたるイカの沖漬け」「漁師が造る・イカの塩麹漬け」のお買い上げとなりました。
それらはみんな今夜のおつまみ、家族は喜ばないものばかりでした。


このあと、ぼくが今回もっとも楽しみにしていた場所に移動しました。







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