ふるさと夜の原風景

 


天気が良い朝は、いつもの日課。北山を望めばそのたびに、いろいろな表情を見せてくれます。



今朝は放射冷却現象でしょうか、朝7時現在の気温も2,8度とやや冷え込んだ出雲地方です。
倉庫の建物の影もこんなに伸びてしまいました。冬至に向かってまだ伸びそうな感じです。








さて、今日の画像は、ここから2キロほど行ったところで写したものです。ちょうど画面の中央付近。
朝の目覚めの画像から、一気に夜になって申し訳ありません。













先週の日曜日のこと、日没とともに向かった先は



斐川平野の原風景、築地松(ついじまつ)のライトアップを撮影しました。
手前と左沿いに光るのは、道しるべの手作り行燈。その奥に浮かび上がる築地松。









もちろん、三脚がないと手持ち撮影では厳しい光の条件です。









近くに寄ってみると画面下、LED照明が浮かび上がるように配置されていました。











この位置がやや正面から写したところです。
この松の剪定作業、数少ない技術者による「陰手刈り(のうてごり)」と呼ばれる作業です。
こちらのお宅は、松枯れにも遭わず立派に手入れをしてあり、趣のある立派な家屋。今では貴重な佇まいです。

















派手な冬のイルミネーションと違いやや地味でワクワク感のない撮影でしたが、しっとりとした日本古来の情緒を感じました。


わがふるさ夜の原風景、この情景も、年々、松くい虫の被害で伐採されていきます。
いつまでも残していければと思う、ナイトショットでした。


















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