五感で感じるあの頃

 







この日は何かに導かれるように、いつもと違うコースへ歩いて行った。




ここは斐伊川の川底。

土手から降りてみると、まったく違った世界。

独特の匂いや川を渡る風に、不思議と子供の頃にタイムスリップ。









それは、もう50年近くも前のこと





友だちとよくここで遊んだ。魚や川えび、はたまた大きな雷魚も捕った。

学校が休みの日には、日が暮れるまで夢中になって川遊びをした。











歳を取っても、あの頃の思い出が鮮明に蘇ってくる。

あの頃も、眩しい夕日を見ていた。

時計も携帯も無い幼少期、それでも、時間を五感で感じることが出来た。











ぐんぐんと、あの頃のことが浮かんできた。とても懐かしい。









あのころと違ったことと言えば



この赤い橋は無かった。











頭上には



爆音とともに飛ぶ飛行機もなかった時代。




見渡せば、変わったのはほんの僅かほど。

足を進めたら、少年時代に戻れた夕暮れでだった。






















































 
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