今でも不思議なこと






天気が良い日は、一年を通じて親子連れに人気の「出雲縁結び空港公園広場」





今日はどうしたことでしょう。

ヨチヨチ歩きの赤ちゃんや、元気に走り回る子供の姿が見当たりません。








この日の撮影イメージは





離陸するJAL1668便、ボーイング767-300がふわっと地面を離れる瞬間。

機体の向こうにはモクモクとした入道雲。

それを見つめる「真っ黒に日焼けした麦わら帽子のわんぱく坊主・・・」

のはずが「お爺さんとお孫さん」。夏の限定ショットは叶いませんでした。





このお二方、他人様を見て想像するのがぼくのいつもの悪い癖。

きっと、普段から飛行機を見る機会がないところにお住まいのはず・・・
きっと、お爺さんに可愛がられて育ったおじいちゃん思いの若い人・・・
きっと、若い人もお爺さんを連れてきてうれしいはず・・・
きっと、お爺さんもわくわくして飛行機を見ているはず・・・


そして、きっと、お爺さんはぼくと同じことを考えているはず・・・





それは、きっと





「何で、こんなに大きな重たいものが空を飛べるのだろう?・・・」のはず。


生まれて初めて、目の前で飛行機が飛んだときに思った不思議。

ぼくの年代から上の方は、一度はそう思ったことがあると思う。

今でも、ぼくの不思議に思うひとつです。











ボーイング767といえば、総重量は150トンもあるという。

大型トラックが15台ほどの積載量だ。考えれば考えるほど、今でも不思議なこと。







そして、もうひとつの不思議は





どんなに小さくなっても、視界から機体が消えるまでずーっと見送ること。









「あ〜ぁ行ってしまった・・・」

こんな想像をしながら、B-767-300を見送りました。











20年後には、こんなぼくも孫に連れられて、ここで一緒に飛行機を見ているかもしれません。




























































 
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