2013.07.31 Wednesday
残光
暑さだけに気をとられていたが、熱中症どころか突然のゲリラ豪雨。
当地、島根県でも西部を中心に記録的豪雨、被害が出てしまいました。
被害を受けられた方には、ほんとうにお気の毒です。
今回のような自然災害が起こるたびに思うこと。
人間は勝手気ままに生活を発展させ、便利なことばかり手に入れてきました。
そうした反面、多くのことを失ってきたのではないでしょうか。
人間は何でもできると思いがちなこの時代、お天気一つ自由に出来ないことです。
ここ数日
見渡す限り山々も霞み、どんよりとした世界でした。
この日も、撮影は無理だろうと諦めてはいましたが、かろうじて雲の隙間から夕日が顔を覗かせました。
それどころか
暮れなずむ夕日に照らされた東の空、ほんの一瞬でしたがピンクに染まりました。
映し出されたその湖面から、ぼくの気配を察知した白サギが飛び立つ瞬間です。
改めて
自然現象の力に驚くとともに、人間の無力さを感じました。
今日で7月も終わります。まだまだ続く夏、ゲリラ豪雨が襲わないことを願うばかりです。