2014.05.30 Friday
初鰹は枕崎から
< 初夏の南九州は薩摩の旅日記 >
何故か自分の中では台風銀座のイメージが強い枕崎。
台風シーズンになると、テレビニュースで台風接近の港の様子が画面に映ることがある。
今日は台風に備えた枕崎漁港とは違い、初鰹の収穫で賑わうとても穏やかな港でした。
バスから降りたところは「枕崎お魚センター」、この日の昼食会場でした。
しかし、ここでは体験型のコース。簡単には食事にありつけません。
ぼく達のグループの先生がお待ちでした。中々集合しない生徒にちょっと不機嫌そう。
やはり強面の先生。「ハイハイ!集まって!これから実演体験だよ〜」
さっそく包丁を入れました。そうこうしていたら、すぐさま生徒から質問。
生徒:今年は鰹が捕れないのでしょう?
先生:それがね、あんたらはラッキーだよ。今日の捕れたて、上がって来たばっかりの鰹だよ。
ほんとかいなあ?と、見つめる生徒たち。
それにしても、手際の良い捌き方。
あっという間に下ろしてしまいました。さすがプロです。
そして、ここから体験学習となります。
稲わらが入ったドラム缶、ここで体験する代表選手が選ばれます。
網に乗せて、程よく焼けてきたらひっくり返す役。
そして、長い柄のついた網を持つ役。二名で焼き上げます。
稲わらにバーナーで点火されスタート。
一気に火が拡がりました。
一面が焼けてきたらひっくり返し。この繰り返しで三面を焼き上げます。
煙でいぶす感じでしょうか。良い匂いが表面に付くようです。
途中で選手交代。ぼくもやりたかったのですが、落としてしまったらひんしゅく者となります。
もう、ほぼこれで良さそうでした。先生の終われの合図。
氷水が入った発泡スチロールを女性のスタッフが運んできました。
あっという間に冷ましてしまうようです。これで体験学習は終了。
ここから、準備されるまでお魚センターの売店で買い物タイム。
良く考えられた授業コースです。30分ほど待ったでしょうか。
僕の大好物の鰹のたたき、こんな感じで出て参りました。
生協の冷凍物を良く食べる自分。これがまた美味しかったです。
お頭のかぶと煮でしょうか。甘辛い出汁でこれも美味しかったです。
ここは、すべてがカツオコース。皆さん一様にご満足されたようです。
お腹が満たされたところで撮影タイム。鰹の港を残しておきましょう。
カツオの街「枕崎」、香ばしい匂いを画面でご想像ください。
一時間半ほどの滞在でしたが、良い思い出ができました。