音も無く忍び寄る 湖を泳ぐ白い物体。
親しげに近づくその姿に親近感を覚えた。
とても仲が良さそうな二羽の白鳥。
自然体のパフォーマンスを見せてくれた。
宍道湖の湖面は波静か。
< 白鳥の湖 >
< 出雲の空>
凛とした空気が立ち込める出雲の空。
二月も最後の月曜日を向かえました。
まもなく三月の便りが聞こえてきますね。
また新しい一週間の始まり、
今週も元気で頑張りましょう。
〜春は名のみの風の寒さや
谷のうぐいす歌は思えど〜
今朝の気温は 4度ほどと寒い朝。
ついついこの歌詞が浮かんできました。
< 早春賦 >
< 手と手 >
もうすぐ生後三カ月になる孫娘。
お母さんの手に小さな手を添えてお話し。
何か嬉しいのか何か欲しいのか。
お母さんと会話を楽しんでいる様子。
スキンシップの大切さを感じる光景。
微笑ましくてカメラを向けました。
< 北へ >
秋の訪れとともにやって来て、
春の訪れとともに去っていく。
もうすっかりお腹も満たされたのか。
丸々と膨らんだお腹が重たそう。
やがてもうすぐ春。
群れは誰に告げることもなく飛び立つ。
長年見ているとそんな気配を感じた。
この秋の再会までしばしのお別れ。
< 都会の顔 >
たかが地上から70メートルほどの目線。
田舎暮らしをしているとその眺めは非日常。
宿泊先の部屋の窓から子供のようなカメ爺。
わくわくしてカメラを向けるのはいつもの事。
窓から見えるビル街の昼の顔、夜の顔、朝の顔。
田圃に囲まれ民家が点在する光景とは格段の差。
午後3時、午前零時、午前6時に始まる朝焼け。
窓の外が気になって眠れない定点観測でした。
< 関西弁 >
今日は大阪でタカラさんの新春懇談会。
会場は5百名以上のお得意先で満席でした。
渡辺社長から実績報告と今後の経営方針の発表。
キッチン・バスメーカーの王道を歩むタカラさん。
毎年、この会で一年の決起集会となります。
懇親会では関西の方と久し振りに大阪弁。
いつもの出雲弁はこの場では多言語です。
ついついそのペースに引き込まれてしまいます。
本場の不思議な力を感じてしまいました。
< 大阪弁 >
どや、おっちゃん!釣れまっか?
さっぱりワヤですわ。魚がけえへん。
この水腐ってるんちゃう?けたくそ悪っ!
ちゃっちゃと釣って帰らんとあけへんのにな。
関西の芸人さんのおかげですっかり定着した大阪弁。
しかし、まだまだぼくには奥が深かったですね。
< 赤く染まる小川 >
日没のちょっとだけ赤く染まる空。
それでもカメラを向けてしまいます。
普通の人には何でもない日常の光景。
夕日ハンターのセンサーが敏感に反応。
「春近し、赤く染まる小川かな」
正確には用水路が正しいですね。
シロサギが驚いて飛び立ちました。
< 甘い罠 >
人間界では危険な罠が仕掛けられます。
甘い罠には近づかない 入り込まない。
見掛けたらすぐさま水の中に逃げる。
そんなお手本を示してくれた特定外来生物。
「お前さんが農作物を荒らすからだよ!」
何度もこれまで声掛けしたことやら。
< 暖かな朝 >
今にも泣きだしそうな感じの出雲の空。
気温はいきなり13度と暖かな朝です。
お天気ライブ、月曜日は鉛色の空で始まりました。
今日の降水確率は終日90%と嫌な数字。
外回りの配送社員は厄介な一日になりそうです。
今週もまた元気で頑張りましょうね。
< 心の鏡は。 >
水に映せるものは何でも写すのが得意技。
その水たまりに心が躍るのは幼心なのか。
選んで水たまりをちゃぷちゃぷ歩いた記憶。
覗き込んで見えた自分の変顔や空の色と雲。
今でも小さな頃のこの癖は直っていません。
ネクタイのゆがみは鏡に映せても、
心のゆがみは映せない。
けれど、求める心、謙虚な心があれば、
心の鏡は随所にある。
周囲にあるもの、いる人、すべてが心の反映。
その鏡に映る自分の心を、静かに眺めたい。
「道をひらく」PHP誌より抜粋