円山応挙を堪能しました

 

 お宝なんでも鑑定団でも、滅多に本物にお目にかかれない古き巨匠、円山応挙。
その憧れの作品がぼくの目に飛び込んできたときは、まさしく圧巻でした。

この旅行でもっとも楽しみにしていたのは、

高野山真言宗 亀居山「大乗寺(だいじょうじ)」別名「応挙寺」。初めて訪れることが出来ました。



雪の中、石段を登ると

仕事柄なのでしょうか、目を見張る素晴らしい山門に感動。総けやき造り、見ている方も木のプロ中のプロ、この方もうなっていました。





ぼくは、彫刻の数々に感動しました。





まるで生きているかのような力強さと迫力、きっと名工の作品でしょうね。



プロが注目したのは、

この屋根の垂木(たるき)の配置、屋根の角(かど)、隅木の向きに沿って等間隔に並んでいます。プロは、「これは見事な扇垂木(だるき)!」と賞賛していました。なるほど、扇を広げたように垂木が打ってあります。




西国薬師霊場第二十八番札所とあります。



この山門をくぐると、

真っ先に目に飛び込んでくるのは、クスの木の巨木。ぼくの好きな巨木シリーズです。
ものすごいビッグな幹周りです。




後になって調べてみたら、樹齢約1,200年とありました。千年以上の古木のようです。




そして、正面を拝むと

これがご本堂。案内によると、江戸中期建築の仏間を中心とした客殿十三室には、円山応挙とその門弟十二名の筆による襖絵が百六十五面があり、すべてが国の重要文化財に指定されているようです。まさに、大変なお宝が収蔵されています。



ここから中は撮影できませんので、

「大乗寺 円山派デジタルミュージアム」
 
http://museum.daijyoji.or.jp ←コチラで「客殿めぐり〜大乗寺の各部屋を歩く〜」から、バーチャル体験で作品がご覧になれます。





案内係りの方から詳しい説明があり、応挙とその一門の作品の偉大さが解ったような気がしました。その後、感動を胸に雪がちらつく山門を降りバスに乗りました。




帰路の途中には、

バスの窓から、荒れ狂う日本海を写しながら思ったこと、応挙だったらこの場面をどんな表現で描くのだろうかと、ついつい想像してしまいました。

そんな旅もこれで終わり。かに三昧・温泉三昧・サプライズの「応挙三昧」が加わり、とても思い出に残る旅となりました。
ぼくの人生のアルバムが1ページ増えたようです。










特上の松葉ガニに後ろ髪引かれ

 

 かに三昧でお酒も進んだ昨夜の宴、意外なことにすっきりと目覚めた旅の宿。相部屋のみなさんは就寝中でした。
昨日からの細雪が気になり、掘りごたつのある小部屋の障子をそっと開けてみました。

窓から見える外の光景、しんしんと雪が降っています。風も無く、静に積もる雪のよう。向こうに見える旅館の窓から漏れる光が、妙に暖かさを感じさせます。



もうこの時間、二度寝は許されません。
目覚ましにと、

昨夜は女子風呂だった「華の湯」




これも昨夜は女子限定だったでしょうか、ぼくにはとても似合わない「ハーブ湯」に入りました。
雪が降りしきる露天風呂は、この上ない贅沢。とても風情がありました。



みなさんと朝食を済ませ、身支度を整えてから部屋を出て

ラウンジに下りると、なんということでしょう。ガラスの向こうはまるで墨絵の世界です。




宿に着いた昨日とは別世界の表情でした。ここでコーヒーでも飲めば良かったのですが、それはそれ、売店でお土産を買うのが優先となりました。



しばし、



出発の時間まで、モノクロの墨絵の世界を写してみました。



井づつやさんのお宝でしょうか

玄関の横に堂々と飾られている、意味ありげな高価そうな屏風。ガラス越しに写してみました。この傍らで 女将さんらしき女性が 旅立つお客様を見送っていらっしゃいました。



その女将さんや、仲居さんたちに見送られ、

雪が降り続く「佳泉郷 井づつや」さんを後にしました。それにしてもこの雪、バスのドライバーさんは慣れているとは言え大変です。



命を預けたと言っても、後輪が滑るたびに「ウォ〜」と声が出ます。ドライバーは何とも無いよう。乗ってるぼくは肩が凝りそうでした。


そんな雪道を、野を越え山を越えたどり着いた今日のスタートは、

威勢の良い売り子の掛け声が飛び交う、香住漁港に程近い「かに市場」。見た瞬間、ぼくは「またカニだ〜」と思いました。



山盛りに積まれた、お値打ちの「B級品」

裏返しになった無数のカニさんが「買ってくれ〜!・買ってくれ〜!」って言っているようでした。
カニには目が無いぼくですが、夕べの「かに三昧」からいまだ14時間、口の中にも余韻が残っています。



それでも、

家族にお土産でも・・・と思っても「特上」は高価すぎて無理。値切っても1万円にはこの時間無理のよう。それにしても、コイツずっしり重い特上でした。




ならば、

脚だけでも・・・と思っても食欲が出ません。昨日の今なら、間違いなく買った代物です。



出発の時間まで、





いろいろ見てみるものの、これまた食後2時間。食欲不振で生ものは断念しました。

それでもと思い何とか品定め、「ほっけの開き」「漁師が造る・ほたるイカの沖漬け」「漁師が造る・イカの塩麹漬け」のお買い上げとなりました。
それらはみんな今夜のおつまみ、家族は喜ばないものばかりでした。


このあと、ぼくが今回もっとも楽しみにしていた場所に移動しました。







おもてなしの宿



 週末のバスツアーは、鳥取県から兵庫県に入ろうとした頃には雪が舞う景色に変わりました。

松江を出発してから揺られること四時間あまり、バスは山峡にある湯治場に着きました。
ここは、ぼくも初めて訪れる温泉、夢千代の里・湯村温泉でした。

 雪が降る中、あわただしく降り立ったお宿は、

 数ある老舗旅館の中でも、元禄15年創業の「佳泉郷 井づつや」さんでした。チェックインの間、ゆったりとしたラウンジでお抹茶のおもてなしを受けました。




 大きなガラス越しに見える中庭は滝も流れ、枝振りの良い松には雪囲い、今はそこに細雪。とても良い雰囲気でした。聞くところによると「五つ星」のお宿だそうです。



 客室に通され、しばしの休憩の後は

 地下二階の大浴場に入りました。解説によると、湯村温泉は「”さびない身体”をつくる長寿の湯」とありました。なんでも、湯村の湯は「酸化しにくい」良泉といわれ、日々酸化(老化)していく私達の身体にとってまさに長寿の湯のようです。とても良い温泉、おすすめです。



 そして湯上りは、待ちに待った宴会でした。

 掘り座卓に座ると、これぞ待ってました「かに三昧」。かに御膳とでも呼ぶのでしょうか?すべて何らか蟹をアレンジした料理の数々、今宵のおしながきをご紹介しましょう。

 食前酒     山葡萄カクテル(井づつやオリジナル)
 前 菜   蟹香味彩り籠盛り
 お作り   日本海の幸 四種盛り
 煮物椀   蟹真丈湯葉巾着と
       つらら蟹 蟹スープ仕立て椀
 焼き物     但馬牛と野菜のねぎ味噌焼き
 合 鉢      蟹鍋
 揚げ物     季節の油物
 酢の物     蟹酢 蟹味噌
 止め椀     滑子と三つ葉の合わせ味噌仕立て

 ご    飯      蟹御飯
 香の物     三種盛り
 水菓子     季節のデザート  
       総料理長 井上明彦

 というわけで、



 どのお品も、ぼくの舌をうならせました。



 何故か、

 蟹御飯と一緒にいただいた「ラッキョウの赤ワイン漬け」だったでしょうか、すごく美味しかったです。漬物が一番のご馳走!・・・の歳になったのでしょうか?。

 ご馳走様の後は、カラオケ貸切ルームで、とてつもなく古い「昭和の歌」をみんなで楽しく歌いました。そうこうする内に夜も更けていったようです







流行語

 

 みなさま おはようございます。

昨日の強風が立ち去ったここ出雲地方は、朝7時現在の気温1,7℃と冷たい空気に覆われています。朝の掃き掃除も、手袋をしてても手がかじかんでしまいます。一緒に掃除しているH君は防寒着なし、手袋もしないでほうきを持っています。若い人はこの寒さくらいはなんとも無いようです。



ちょっと望遠で引っ張ってみると

北山山系の一部は、うっすらと雪化粧しています。この山を越えると日本海。この山のおかげで北風を和らげてくれます。




一方、

南の山を引っ張ってみると、谷あいには雪が積もったようです。どちらにしても、どこを見渡しても冬の佇まいです。



そんなこの頃、先日は今年の流行語の発表をテレビで見ましたが、今朝のテレビは高校で流行っている言葉を紹介していました。いまさらぼくが覚えても仕方ありませんが、いまどきの高校生はこんな言葉を使っているかと、何故か印象に残りました。


そこで、覚えた二題。
「クリぼっち」

「あぁ〜今年のクリスマスも一人ぼっち・・・」
男はどうでも良いけど、女の子は可哀想ですね。





「ケンタッキー」

「ねえ〜ねえ〜 あの子最近倦怠期じゃない?」 「わたしこの頃ケンタッキーかも〜」
倦怠期は熟年だけではないようです。勉強になりました。




そんな今週末は

所属する松江の会社の忘年バスツアー。兵庫県のとある温泉で「かに三昧・温泉三昧」に行って来ます。
よって、ダイアリーはすこしお休みさせてもらいます。

 雪化粧した大山も綺麗に見えると良いのですが。









粉雪

 


 みなさま おはようございます。

昨夜からの暴風が吹き荒れる、ここ出雲地方です。7時の気温3.6℃と、寒いというより風の影響で冷たく感じる朝です。これからますます気温が下がるような気配。

さっきから、粉雪が舞ってきました。倉庫から帰り、ラジオを付けたら「レミオロメンの「粉雪」のリクエストをいただきました」って、BSSラジオの男性アナウンサーの声。
曲を聴いていたら、みんなその日の天気で聴きたい曲をリクエストするんだなあと思った。ピッタリの曲でした。

今日は寒いけど、「心まで白く染められないよう」にしなければと思いました。

朝早くから専務は、車で岡山に仕入に向かったようだ。

心配なのでライブカメラを見てみたら、山越えは「駄目だこりゃ」。難儀して走っているかもしれません。












 

飛翔に思う

 


 冬空の雲の切れ間から、ほんの一瞬夕陽が差し込んだ時、

 ぼくの頭上をコハクチョウが群れを成して飛び越えていった。夕陽を浴びて、一羽一羽オレンジ色に体が染まった。迫力のある力強い飛翔だった。






 昨日、衆議院選挙の公示があった。今回は、得体の知れないたくさんの政党が誕生した。各政党の代表は、それぞれの地に赴き第一声を上げた。聴き様によっては、口先だけの政党の代表の演説もラジオで聴いた。

 自分自身、今回の総選挙も本当に入れたい政党や人がなかなか見つからない。政党より立候補者の人となりをじっくり見てみたいものだ。

 このままでは、日本は飛び続けるどころか落っこちてしまう。この日のコハクチョウの飛翔と重ねてしまった。
トップを行くのはどこの政党なのだろうと、この群れを見て思ってしまった。









冬到来

 

 12月としては珍しく、3日目からのスタートとなった昨日は、朝7時現在の気温−1.5℃と、この冬一番の冷え込みになりました。
しばらく凍った車の窓ガラスを溶かし、月に一度の全社朝礼のため工場に向かいました。全員の顔を見ていると、今年最後の朝礼だなあと思いながら、あっという間の一年を実感しました。

そして、今年もこれまで健康で安全に仕事ができたことへの一年の感謝と、年内も落ち着いて慎重に作業をするよう、みなさんにお願いしました。手帳(5年手帳)を見ると、きまって毎年同じことを言い続けているようです。その朝礼も終わりごろ、2階の窓越しから外を見ると青空が・・・ぼくは何か良い予感がしました。

その予感はピッタリ当りました。工場での打合せを終え本社に戻る道すがら、遠めに見えてきたものはとびっきりの放射冷却の影響で現れる自然現象。そこで、12月最初の撮影を期待し、車で5分ほどのいつものフィールドに行って見ました。

やっぱり、方向転換は正解。

宍道湖から見える松江方面は、とびっきりの冷え込みで放射霧が発生していました。





しじみ漁師もとても寒そう、今日の収穫はあったのでしょうか。この方々のおかげで貴重なしじみを食べることができます。高値で売れるとしても大変な重労働です。



この日、ぼくが狙っていたのは

湖と向こうに浮かぶ霧の海、その上に顔を出すであろう、秀峰「大山」でした。雪化粧した美しい大山がイメージどおりに顔を出してくれました。





ゆっくりと輪を描きながら、しじみ漁を続ける船がアクセントになりました。漁をしながら見える大山も格別のことでしょう。




ものの15分ほどの撮影でしたが、この朝ならではの撮影が出来ました。今月は何かとびっきり良いことがありそうなスタートでした。

今週末は、いっそう冷え込みそうです。くれぐれも防寒対策しましょうね。







ゴミ屋敷



 台所の床下の湿気と闘うこと28年、わが家のフローリングが悲鳴を上げた。それでも、家族の誰が床を踏み割ってしまうかという関心と不安の中、5年ほど我慢してくれた。

その間、弱った部分には瞬間接着剤を流し込んでみたり、剥がれた表面には透明の粘着テープを張ったりで何とかしのいだ。しかし、もうこれ以上は無理!。という訳で、長年の夢であったリフォームをすることになった。

それはそれで良かったのだが、これまた長年の家族のストレスと生活環境の変化により、単なる床の張り替えでは済まなかった。あそこもあそこも、ここもここもの家族の欲求が爆発。とんでもない事になってしまった。

よって、全館リニューアルの決断となった。野田総理ではないが、「それは重い決断」だった。その重さはふたつ、ぼくの年齢でいまさら住宅ローンは組めるのか。もうひとつは、工事に当っては全館空室にしないといけないので、今までの28年間、たまりに溜まった家財道具はどうするか、のふたつだった。

そこで、まず資金の調達。ぼくのメインバンクにお尋ねすると、年齢条件は「お借入れ時の年齢が満25歳以上、70歳未満の方で、最終ご返済時の年齢が満82歳未満の方」とあった。何と、大胆に見積もっても20年以上のローンが組める。一つ目の壁はクリアーした。

もうひとつの壁は「ゴミ問題」。
融資の申込みもしていないのに何と言うことだろう。身内はもとより、息子の有志等(注1)も応援に掛け付け、一気にやっつけてしまった。若いパワーは凄かった。注1=しょっちゅう晩飯を食べに来る宿泊客

随分前に、ゴミ屋敷の問題をテレビで見たことがある。とても人事ではない。今はわが家もゴミ屋敷の惨状。多分、4トントラック4台分くらいはあると思う。数々の思い出と、もうこれでお別れかと思うと寂しい気持ちもあった。


それでも、快適で幸せな暮らしを夢見る、家族の執念は前向きだった。

来年の節分くらいには、こんな感じのリビングダイニング、それぞれの個室が完成すると思う。それまでは窮屈な生活が待っているが、「待ち遠しい・楽しみ」を夢見ながら家族の絆が深まると思う。

それは良いのだが、融資が絶対条件となる。











今月の豆助

 

 今日からいよいよ12月に入りました。師走と聞いただけで、何やら心がそわそわするのはぼくだけでしょうか。

毎年、この時期に入るとクリスマスまでが勝負だなあと思いながら、一日、一日があっという間に過ぎて、慌しく年末を迎える繰り返しです。出来るだけそわそわを抑えて、落ち着いて行動したいと思います。

和風総本家から、12月の豆助が送られてきましたので、

さっそく、壁紙に設定しました。コタツの上にあるのは焼き芋でしょうか。今月は、豆助のようにコタツに入って、焼き芋を食べながらお茶するゆとりがあると良いのですが。









神在月の出雲大社

 
今日で11月も終わり、今年もあと一ヶ月を残すのみとなりました。
季節も秋が深まったかと思えば、いつのまにか冬の佇まいとなったここ出雲地方です。

そんな中、全国から神々がお集まりになっている出雲大社にお参りしました。

神々が会議中のところ、平日にも係わらず沢山の参拝客であふれていました。ぼくは、月初めと月末に出来るだけお参りするようにしていますが、平日これだけ多くの参拝客は見かけません。



神在月ならではの参拝コースもありました。





普段は参拝を見かけない神々のお宿、十九社も参拝客が途切れることはありません。こちらも神在月ならではの光景でしょうか。


そこで、少し時間を割いてスナップ撮影をしました。

真新しい檜皮に覆われた本殿。千木も勝男木も日に照らされ輝いていました。工事中の防護柵がいまだ工事中の証明なのでしょう。





僅かに残った紅葉が、斜陽に照らされとても綺麗でした。この状態も、もう時間の問題でしょうね。




ご神木の、

銀杏の木もすっかり葉を落とし、冬の訪れに備えているかのようでした。





もう一ヶ月も過ぎると、初詣の参拝客ですごい人だろうなあと思いを馳せ、今月のお参りを終えました。

みなさまも、全国の神々がいらっしゃる出雲大社にお参りされて見てはどうでしょうか。
とは言いましたが、本日11月30日 午後4時から出雲大社では、「神等去出(からさで)祭」が執り行われ、神々はご出立になるようです。