霞む彼方へ

 





低気圧が急激に発達したのか深夜のこの時間、台風並みの暴風。


予報どおり、爆弾低気圧に発達したのでしょうか。


明朝は路面の積雪や凍結がないと良いのですが。












このような天気の中、しばらくは撮影も期待が持てないようです。


整然と並んだロールベールラップサイロ。その後方に野鳥の群れが飛んでいきました。


心身とも、この頃やや霞んだような日々を送っているようです。


寒風でも、スカッとした青空が恋しいものですね。













初心忘れるべからず

 







< 青い薔薇 >










玄関に花束が置いてありました。それも、青い薔薇の花束が二つ。


娘夫婦が、結婚記念日にお互いが買って来たらしい。


彼が、プロポーズに使ったらしいこの青い薔薇。


告った方も、告られた方も格別な青い薔薇。




正直、こんな思い出が無いぼくは羨ましい。















包まれたセロファンの中に、年末ジャンボの宝くじ発見。


何を意味しているのか、若いものの気持ちが解らなかった。


「初心忘れるべからず」 この格言は、毎朝ぼくの心を戒めている。


娘夫婦も、忘れては欲しくないと、この青い薔薇を見て思った。



















 

落陽



< 落 陽 >



月日が経過するのは早いもので、今年のカレンダーも一枚となりました。

そして、これも早いもので母の命日。昨夕は家内とお墓参りをしました。

猛烈な寒風の中で、諤々震えながら合掌。これも記憶に残ることだろう。






この寒波が降りてくる数日前の暮色。落陽がまっすぐ天に向かって光を放ちました。

誰にでも親切で優しかった母親のように、とても暖かな光でした。








































 

同窓生





道路脇に止めてあった1台の軽トラック。

その前でカメラを覗きこむカメラマン。

顔を良く見ると、何と中学の同窓生のS君だった。



久し振りに再会した彼は、昔から熱心なアマチュア写真家。

地方や中央のフォトコンテストで、数々入賞している努力家だ。



ぼく 「S君!久し振り!」
彼  「この歳でまだ写真やっているよ」

ぼく 「ぼくもこの歳で写真やっているよ」
ぼく 「誰に迷惑かけることもないし、べつにいいじゃないか」
   「ところで、何写しているの?」

彼  「白鳥の飛ぶところ」
ぼく 「じゃあ一緒に写させて」



ということで、並んでシャッターチャンスを待つことにしました。

しかし、彼は高級一眼レフと高級レンズ。ぼくの見積もりで50万円の機材。

ぼくはと言えば、ポケットの中に入る3万円のコンデジ。



経験豊かな彼は、待っている間に色々なことを教えてくれました。

この前何処どこに行って写した。カメラはこのメーカーがいいぞ。

人の好いぼくは聴き手に回り、いろんなことを吸収。

同窓生は利害関係がなくて、ほんとうに良いものだなと思いました。







おしゃべりしている内に





情景は整いました。ぼくたちの狙いは、この中に白鳥が飛んでくれることでした。


しかし、それは自分勝手なイメージ先行。そうやすやすとは飛んでくれません。





















彼は望遠でうまい具合に撮っていたようですが、ぼくの機材ではここまでが限界。









結局、




お互いが撮影した画像を見せ合って、どうにか撮影終了。

内心、彼はぼくの画像を見て「やっぱりコンデジではこんなところかな」と思ったと思います

しかし、ぼくは「コンデジでも、腕さえよければここまで写せるよ」と内心アピール。

とはいっても、同窓生は同窓生。何のわだかまりもありません。

今夕は、軽トラックでさっそうと手を振る彼をとても懐かしく見送りました。





































 

静寂







宍道湖百景に選んだこの日の情景。




こんなに穏やかで優しい湖面は、一年を通してそうそう見られません。

まるで時間がとまったような錯覚さえ覚えます。










沖合に浮かぶボートで糸を垂れるちょっとセレブな釣り人。今日の釣果はどんなだろう。

静寂を絵に描いたような、この日の宍道湖と浮かぶ釣り人。

「人生あくせく働くばかりが能ではないよ」って教えてくれた。


















寒冷前線の通過や北風が強まると、波高しとなりそうな冬に向かうこれからの季節。



家庭も職場でも、こんな波穏やかな優しい静寂が一番ですよね。

















 

生きる勇気

 







文化の日の今日は、寒気が流れてきたのか終日寒い一日でした。


冷たい空気の中で、夕日を期待し早めにウォーキングに出掛けました。





予想通り、5時を廻るとドラマチックな空が拡がりました。

刻々と変わる雲と光のコントラスト。ぼくの至極の時間です。













横たわる雲があるからこそ、放射状に放たれる一瞬の光芒。

何も言葉はありません。美しいのひと言です。



今日があって幸せ、また明日。

強烈な美しい光に、ぼくはいつも生きる勇気をもらっています。


それだから、夕日の撮影は止められません。































 

スタバでお茶

 





今日は孫を連れてちょっと都会へ出ることに。





百貨店でランチを食べてスタバでお茶。

ベビーカーにゆったり座り、孫は都会の人の多さにキョロキョロしていました。









このあと天気は急展開、





ショッピングセンターに駆け込み目的もなくショッピング。


11月になったばかりなのに、お店ではもうクリスマスのディスプレー。

ニットや防寒コート、すでに冬物の売り場に変わっていました。



ぼくと孫は、もうすっかり季節を先取りして帰ってきました。

今日の撮影はこの2カット。こんな日曜日もいいものですね。












小さな幸せ






「秋に三日の晴れ間なし」と言われるものの、

この三日間、何とか晴れ間が続いた出雲地方でした。






そんな今日は、朝からすでに天気も下り坂。

この週末は、お日様の下での紅葉の撮影は難しいようです。





そして、早いもので今日で10月も終わり。

今年も残すところあと二か月となりました。


会社の方はと言えば、今日で期末が終わります。

ほんとうに一年があっという間でした。

消費税の増税による、増税前の駆け込み需要の発生で大混乱。

そして、その後の反動による低迷。

こうした状況下、社員の皆さんはほんとうに良く頑張ってくれました。

まさしくみんなが人財。決算を迎えた今日、ぼくも幸せを感じています。







そんな想いの中、今日の画像のテーマは「小さな幸せ」





長い間、待ちわびた情景に出合えました。晩秋に見られるこの季節限定の風景です。

良く晴れた一日の終わり、放射冷却によって川沿いに長く放射霧が漂っていました。

子供の頃から見慣れたぼくのふるさと。これぞ郷愁をさそる秋の情景でした。











屋敷松に覆われ点在する家々に、台所にぽつぽつと明かりが灯り始めます。

自分の中では、これが「里の秋」 思わず童謡を歌っていました。

そして、偶然にもこの情景が見られたことに「小さな幸せ」を感じたものです。










正面の高い山が「仏経山」、地元では「神名火山」と呼ばれてます。

右隅の同じような形の山が「三瓶山」 いずれも、出雲神話に登場する歴史を感じさせる山です。

ぼくが小さい頃は、
「この山々を超えていくと、原爆が落とされた広島があるんだよ」って祖母から聞いた記憶が残っています。







日が暮れるまで、この静かな風景に見入ってしまいました。





〜小さな幸せを数え出したら 大きな安心が手に入った。
     〜手があって幸せ、足があって幸せ、今日があって幸せ。




足があるからここに立て、目が見えるからこの情景に感動し、
手があるからカメラを構えシャッターが切れる。

そんな「今日があって幸せ」

これからも、そんな思いで日々暮らしたいものです。













































 

 

顔の見えないシェフ







火曜日から3日連続、気持ち良い青空が拡がっている出雲地方。

毎朝の記録、掃除の手を休めスマホでパシャリ。倉庫の影が少しずつ長くなってきました。

11月の連休に取っておきたいような気にさせる、もったいないような天気。






飛行雲を見ていたら、突然の飛行機の飛ぶ音。





大阪伊丹空港から飛んできた、ボンバルディアDHC8-Q400(DH4)の機体でした。

タッチシャッターで、ぶれないように気を付けて撮影。

プロペラの音だけが、何故かのどかな音に聞こえました。








そんな今日の画像は、

まさに食欲の秋。といっても、お料理を引き立たせる脇役のお話です。








テーブルに出された創作料理。

白と黒で、大胆にも斜めに色分けされた角皿に盛られた四季のもの。

ご覧のように、松茸やトリフやフォアグラなどと違い、格別高価な食材ではありません。

季節感を出すため添えられた、柿の葉がすべてを引き立てているように見えました。

ちょっと目を引くアートな皿と、ひと葉の季節の添え物。

煮しめでも漬物でも、ちょっとした演出で感動的な一皿になるのではないでしょうか。




ぼくにシャッターを押させこのセンス、シェフの顔が見たくなるような盛り付けでした。

主婦のみなさまにご参考までに。







































 

旅の宿





10月も、早いもので最後の一週間が始まりました。

そして、会社も今月いっぱいで決算を迎えようとしています。

最後まで精一杯、燃え尽きるまで頑張りたいと思います。








そんな今日の画像は





今夕写した「黄金に輝くススキ」

日本全国に分布する「薄(すすき)」 秋の七草のひとつだったでしょうか。

穂が膨らんで、もう少しで燃え尽きようとしていました。

今年の会社も、「こんな感じで終われたら・・・」と思わせる情景。











そこで、ススキの撮影は逆光で写すのが定番ですが





これは同じ時刻、順光で写してみました。まったく違う表情を見せてくれます。


この情景にお月様を入れたかったのですが、今日はすでに高いところに昇っていました。








この情景を意識させたのは、吉田拓郎の「旅の宿」





「浴衣の君はススキのカンザシ・・・」



1970年代の青春を生きた自分にとって、ススキは特別な存在なのかも知れません。


恥ずかしながら、ギターを抱え月夜の窓辺でよく歌ったものです。