遠花火





台風の11号の影響で、8月最終土曜日に順延された松江水郷祭花火大会。


今年の目玉は「一時間まとめて9千発!」 

このPRに、どうしようか胸が高まった方も多かったことでしょうね。




自分も、そんな中の一人となってしまいました。

仕事が終わってから、そわそわ出掛けてみました。






近場で撮影したいところですがそれはそれ、

今回だけは、一時間の花火のために二日分の見物客。

松江市内は混雑必死でしょう。




そこで、

地元でいちばん見える場所、出雲縁結び空港から撮影することにしました。


しかし、見えるといっても直線で15キロの距離。

そんな距離から花火を写すのは、だれが考えても無謀な挑戦です。

無謀は十分承知、今年最後の花火の記録と割り切ってスタンバイしました。

画像は、ちょうど最終便が空港に着陸。あと15分後に打ち上げの20時を迎えます。

カメラに望遠レンズを付け三脚にセット。あらかじめ、カメラの設定は済ませています。

しかし、問題なのは真っ暗ななかでのピントをどう合わせるか。

近場で標準的なレンズのピントは、マニュアルで無限大∞が定番。

しかし、今宵は超望遠レンズ。手動でピントを合わせる必要がありました。













300ミリの望遠レンズ、花火を見ながらピントを追いました。

やはり、15キロも先の花火は迫力に欠けます。

ましてや、ここに集まったたくさんの見物客は肉眼。

大半の方が、これの6分の1の大きさで見えるはずです。







そこで、無謀な行為。

300ミリを600ミリにするコンバーターの登場です。





これも、一からピントを合わせ、その後はピントを固定して撮影です。

















何度も何度も失敗して、やっとピントが合ってきた大玉でした。

600ミリでは、15キロ先の大玉はこれが限界でした。







それでは、数々の失敗作をご覧ください。
























































これがフィナーレだったと思います。

この日は東からのやや強い寒い風。

煙がこち側に充満、煙と滑走路の誘導灯が邪魔してしまいました。







それでも、集まった数百人の見物客の中でこの大きさで見たのはひとりだけ。


そんなこんなで、一時間9千発はあっという間でした。


15キロ先の遠花火、これはこれで良い思い出に残りました。


今年の花火の見納め。駄作ながら記録に残すことにしました。


















































































 

過去









記憶にないほど、短く感じられた今年の夏。

ラジオから、過ぎゆくこの夏を惜しむリスナーからの声。どうやら自分だけではないようです。



そんな8月も今日で終わり。

そこで、今日の画像はこの夏一番の「夏だなあ」と感じた画像です。



それは、ぼくがわんぱく坊主の頃の思い出の場所でした。





ここは斐伊川の河川敷き。

夏休みには、網を片手にワクワクしながら友だちと土手を下りたものです。











ここは沈下橋。記憶が曖昧だが、あの頃は木橋ではなかったと思う。












小さな頃には、さながらアマゾンのマングローブの森。













友だちはあっちへ、ぼくはこっちへと魚や川エビを追ってどんどん進んで行った。











支流の流れは変わったのかもしれないが、ぼくの記憶はあの時のまま。




あのころの思い出が込み上げてきた。歳をとった証拠かな。

一緒に遊んだ友だちの一人も、中学校に上がったら間もなく他界。

その子が、ここからいちばん近いお家だった。今日はその子が誘ってくれたのかな。








この日は、あのときと同じ強烈な夏の陽射しだった。



明日から9月に入ります。この秋も十分に楽しみましょう。





     過去

 心が沈んだり辛くなったとき、人はよく「あの頃は良かった」とか、

「もう一度あの時代に戻りたい」などと考える。しかし、そのときどきで、

やはりそれなりの悩みや不安はあったはずで、時の経過がそれを忘れさせ、

過去の良い思い出だけが記憶にとどまっているのであろう。

中略

 だが、どんなに悔やみ、嘆いても過去は変えられないし、どんなに望んでも、

そこには戻れない。いたずらに過去にとらわれ、今を無為にしてしまっては

もったいないといえよう。


 確かなのは、誰にとっても時間は有限であるということ。

それならば、お互い未来に目を向けて、自らのありたい姿を描き、

それに向かって今この時を大切に過ごしたい。


                          月刊「PHP9月号」より













































 

初秋に咲く向日葵





8月最後の土曜日の朝です。





初秋の涼風が吹き抜けるここ出雲地方、気温も8時現在22℃、爽やかな朝を迎えました。

二週間前は29℃ほどあったのが嘘のようです。











会社の方では






来週末のイベント「ビックリ!ドッキリ!決算市」に向かって、会場の設営準備が始まります。

スケートリンクのように床が光って見えました。

次の週末は、たくさんのお客様で賑わうことでしょうね。










賑わうといえば





地元の夏の風物詩、出雲縁結び空港道路沿いでは向日葵が咲きだしました。

先日から気になっていたのですが、今年も見事に咲いています。


































空港に降り立った観光客でしょうか。

レンタカーで立ち寄る、ひまわり娘さんの姿がありました。




今が見頃の斐川町の向日葵畑。心がぱっと明るくなること間違いないですね。


今年も向日葵の撮影が出来き、ぼくも安心して成仏できそうです。




























 

8月の終わりといっても















8月がもうすぐ終わるとはいっても、涼しさを通り越し 肌寒い昨日の夕暮れ時。

初秋どころか、秋も深まった感じがする空気でした。
















そんな空も今ひとつ微妙な空模様、今夕は格別なドラマもなさそう。

















早い品種の稲刈りが始まったのでしょうか、何処からか漂う稲藁の匂い。

草むらからはキュルキュルと虫の大合唱。哀愁さえ覚えるほどの薄暮でした。













そんな夕暮れ、唯一のご褒美は







日本海に沈む夕陽が織りなす夕空、淡いピンクに空が染まりました。

















その空を飛ぶのは、出雲縁結び空港19時に着陸予定、伊丹空港から飛んできたJAC2357便。


その機内からの眺めは、それはそれは絶景だったと思います。



















この日没の方向は、たしかわが社の建材部 Kさんのお家のあたりのはず。

日本海にほど近いお家だと、何故か思い出した。

こんなイロがまじかに見れて、羨ましいところにお住のよう。

この時間、台所で料理をしながら窓の外を見ているのかな。
















自然が織りなす今夕の造形美。ぼくにはオーロラのように見えました。




































 

小さなイメージセンサー





一週間ほど前、ちょうど二十四節気「処暑」の日だったと思います。


走行中、北西の空を見るといい感じの焼け具合。

良いのが写せそうだなあと、さっそく車を停めて撮影です。

しかし、持ち合わせは手のひらサイズのデジタルカメラ。

それでも記憶に残せねばと、この小さな相棒で対戦することに。






その結果は、





予測に反し、とても良く働いてくれました。


このとき、ぼくの網膜に映っていたのは淡いゴールドのグラデーション。

意外なことに、ほぼ近い色を記録してくれました。これには驚きです。

この日の対戦相手は、一眼レフしかないと思っていました。











ゆっくりと暮れ往く処暑の空。その場の空気さえも切り取ってくれました。


小さなイメージセンサーで、高価な一眼レフに劣らないこの働きぶり。


社内でもこんな人がいないか、じっくりと見渡してみたいと思わせる摸写力でした。




































 

今でも不思議なこと






天気が良い日は、一年を通じて親子連れに人気の「出雲縁結び空港公園広場」





今日はどうしたことでしょう。

ヨチヨチ歩きの赤ちゃんや、元気に走り回る子供の姿が見当たりません。








この日の撮影イメージは





離陸するJAL1668便、ボーイング767-300がふわっと地面を離れる瞬間。

機体の向こうにはモクモクとした入道雲。

それを見つめる「真っ黒に日焼けした麦わら帽子のわんぱく坊主・・・」

のはずが「お爺さんとお孫さん」。夏の限定ショットは叶いませんでした。





このお二方、他人様を見て想像するのがぼくのいつもの悪い癖。

きっと、普段から飛行機を見る機会がないところにお住まいのはず・・・
きっと、お爺さんに可愛がられて育ったおじいちゃん思いの若い人・・・
きっと、若い人もお爺さんを連れてきてうれしいはず・・・
きっと、お爺さんもわくわくして飛行機を見ているはず・・・


そして、きっと、お爺さんはぼくと同じことを考えているはず・・・





それは、きっと





「何で、こんなに大きな重たいものが空を飛べるのだろう?・・・」のはず。


生まれて初めて、目の前で飛行機が飛んだときに思った不思議。

ぼくの年代から上の方は、一度はそう思ったことがあると思う。

今でも、ぼくの不思議に思うひとつです。











ボーイング767といえば、総重量は150トンもあるという。

大型トラックが15台ほどの積載量だ。考えれば考えるほど、今でも不思議なこと。







そして、もうひとつの不思議は





どんなに小さくなっても、視界から機体が消えるまでずーっと見送ること。









「あ〜ぁ行ってしまった・・・」

こんな想像をしながら、B-767-300を見送りました。











20年後には、こんなぼくも孫に連れられて、ここで一緒に飛行機を見ているかもしれません。




























































 

甲子園の熱戦が終わりました






ほんのわずかな夏空が顔を出してくれた、いつものフィールドの午後。







夏雲はすっかり息を潜め、空一面に秋の雲が支配。











稲穂もずいぶんと成長してきました。

もう一ヶ月もすると刈取りされるのでしょうか。


その奥に気持ちほどの夏雲を入れて、ローアングルでワンカット。

どうにも、夏の終わりを感じます。






















どのカットも、イメージは「夏の終わりのハーモニー」

力強さに欠けてしまいました。7月にもっと写しておけば良かったと反省。





力強さと言えば、夏の全国高校野球選手権大会。

大阪桐蔭高校の優勝で、今年も夏の甲子園の熱戦が終わりました。

元高校球児の自分としても、気になって毎日欠かさずラジオを聴いていました。


そこで、決勝戦を戦った大阪桐蔭、三重高校の2校。

経営分析ならぬ、戦力分析をして見ることに。

夜のスポーツ番組で、決勝戦のハイライトを見ました。

寝る前、ネットで戦績を調べたら改めて強さが分かりました。



大阪桐蔭高校>


◎春季近畿地区大会優勝。


◎選手権大阪大会、8試合を勝ち抜き優勝、甲子園へ。


総得点67(平均8.3点)・総失点11(平均1.3点)


◎全国選手権大会甲子園、6試合を勝ち抜き、堂々の優勝。


総得点45(平均7.5点)・総失点23(平均3.8点)


<三重高校>


◎春季東海地区大会優勝。


◎選手権三重大会、5試合を勝ち抜き優勝、甲子園へ。


総得点50(平均10点)・総失点15(平均3点)


◎全国選手権大会甲子園、6試合を戦い、惜しくも準優勝。


総得点33(平均5.5点)・総失点18(平均3点)


この数字を見て納得が出来ました。

どちらも、3点は取られても5点以上取るから負けない。

いったい、両校とも春季地方予選から何連勝を続けていたのでしょうか。

そんな両校とも、戦績は素晴らしいチームでした。

まさに、戦うべきして戦う運命を背負った2校の決勝戦。

実に、素晴らしい決勝戦でした。



今年も熱かった夏の甲子園。

この両校も、あと一歩と運命を分けた試合がありました。

ぼくの分析では、大阪桐蔭の初戦は開星戦の7対6。

三重高校も初戦は広陵戦の5対4。

万が一、逆の展開なら当然ここでおしまいでした。

この初戦の勝利で、それ以降、本来の力強い野球が出来たものと思う。


出場全選手の懸命なプレーに、この夏も熱いものをもらいました。





そんな甲子園も終わり。

今朝からは、ラジオも静かないつもの番組に戻りました。






























 

赤い薔薇を食す

 









家族でトマトが好きなのは、唯一自分だけ。



申し訳ないことに、そのぼくだけに娘が出してくれるトマト。





そのトマトが茶碗の中で薔薇に変身。






赤い薔薇をイメージして包丁を入れている。


手が込んでいて、正直もったいなくて食べにくい。











これまでに何度も作ってくれたが、






形が崩れるのが惜しくて、しばし観賞してから。



そうしていると、何故か不思議と薔薇の花弁に見えてくる。













お遊びなのか、ぼくを喜ばせたい気持ちなのかは解らない。


しかし、よく表現できているので精一杯、薔薇の花のように接写した。














本物には及びませんが、気持ちが嬉しかったもので画像に残すことに。


ひと品の料理でも、優しさが伝わる遊び心が必要なのでしょうね。












































 

サーフフレーム〜製作公開2〜

 









家族の冷ややかな視線を浴び、それでも完成に向かう数週間。



いつも暇なら一気に仕上げるものの、やる気が出るまで、所々の製作期間。





<製作編〜装飾から完成まで>











このお盆休みに、やっとやる気が出てきました。




さあ、ひとまずサーフボードを立てかけるフェンスの制作です。



いつも手元にストックしている、ヒノキの木をカットしていきます。
















精密に作ると手作りの味わいが出ないので、微妙に変化を付けて製作します。


カットしたものを並べて接着しているところです。










接着剤が乾くまでは、そのままにして次の工程に入ります。







塗装が終わったミニチュアボード、これをいかにリアルに表現するか。


ここが勝負どころです。


塗装では限界があり、ここはステッカーを貼ることにしました。





そこで、サーフボードのメーカーや用品メーカーのロゴをネットからDL。








今回使用するのは「タトゥーシール」


今では、何でも自作できるのがありがたいですね。


プリンターの反転機能を使って、転写シートに印刷することになります。













あとは、図柄と色を適当に選抜、慎重に転写していきます。



























ごらんのとおり、これでサーフボードは完成です。









木製のフェンスの接着が乾いたら、これに着色塗装して







塗装が乾いたら、このフェンスにボードを接着したところです。










さあこれで、フレームに仕上げていきます。






利用するフレームは、ボックスタイプのフォトフレーム。


この3センチほどの奥行きを利用して、サーフボードを飾ることになります。










このフレームの裏板を使って、次にする作業は







背景の画像の印刷。 去年撮影した宮古島の前浜ビーチをプリントしました。


このプリントを裏板に張ってサイズをカットしたところです。














フレームの内枠に素材をセットしてこれで完成ということになります。


フェンスの裏にはミニチュアのやしの木を配置して、南の島の情景を演出してみました。










舞台裏は見せたくはありませんが






こんな具合に制作しています。












ボックスフレームにガラスを設置して






撮影用に壁に設置してみました。どうでしょうか。



かなりの手間隙を掛けていることがお分かりいただけましたでしょうか。


「世界に一つだけ」のミニチュアサーフボードフレームの完成です。






そもそも、海に無縁の自分が何故「サーフボード」なのか




その答えは、

わが家の洗濯干し場にゆらゆら揺れる、このウェットスーツと板。







若いっていいなあと、ひとまずミニチュアを作ってみたくなったからです。



さて、今回適当に作ったこのオリジナルサーフフレーム。


今流行の「郵パック」にでも入れて、沖縄の弟に送りたいと思います。































 

サーフフレーム 〜製作公開1〜









何でも自分で作らないと気が収まらない悪い癖。


わが家のリビングの壁を飾るのは





中央の観葉植物のフレームを取り巻く、サーフボードのミニチュアフレーム。

世界中、どこにも売っていない、自作のオリジナルフレームを飾っていました。




事もあろうか、これを見た沖縄に居る弟が、

「お兄さん!下の真中のフレームが欲しい!」



コレ欲しい・・・は嬉しいものの、

困ったことに、これを取られると後は歯抜けになります。

それも、売り物ではなくプレゼントのニュアンス。

それはそれ、可愛い弟の欲求、無下にするわけにいきません。




そこで、飾っているのは出来が良過ぎ。

プレゼント用に適当に作ってやることにしました。


どれだけ手間がかかるのか、本人用に記録に残すことにします。

ご関心の無い方はスルーしてくださいね。

興味がある方は挑戦されてはどうでしょうか。








<製作編〜素材から塗装まで〜>


まず、初めに材料の調達。

この制作では、サーフボードの出来栄えが命。

ぼくが選んだのは





世界で一番軽く柔らかな木「バルサ」のシート。

残念ながら、材木屋でありながら取扱いはなし。

したがって、止む無くHCで調達することになります。



この木の長所は、カッターナイフでもカーブが容易に切れることです。

欠点は、柔らかすぎてキズが付きやすく、塗装が困難なことでしょうか。






これをどうカットするかが、第一の関門となります。





イメージだけではとてもカット出来ませんね。型紙が必要になってきます。

今は何でもネットの世界。画像を取り込み、縮小コピーで型紙を制作。

バルサシートに両面テープで貼り、カッターナイフで切り取ります。







ここでのポイント。





いくら柔らかいといっても木は木。

最初に、一発目の切込みが大切、優しく正確に入れることでしょうか。

それと、やや型紙のオーバーサイズで切っておくことでしょう。

サンドペーパーに乗ったボードの粗板、今回は6枚カットしました。








さあ、ここからが勝負です。





サンドペーパーで研磨作業です。

ポイントは、綺麗なカーブと前後の反り具合を出せるかで決まります。

サーフボードの画像を分析し、感性と研磨技術が必要になってきます。

そして、裏面に木片を接着します。

この木片は塗装時に必要で、塗装が終われば無用なものです。




丁寧に成型し、形が出来ると塗装の前準備。

このバルサの欠点。木の目が粗く、下地処理が必要になります。



そこで、使うのが




目止め用の「との粉」を塗ります。乾いたら仕上げペーパーで研磨。








これでやっと塗装作業です。





それでも、いきなり仕上げ塗装は禁物。

下地専用の塗装処理となります。

この処理が素材を平滑にし、仕上げのカラーを鮮やかにしてくれます。












この下地塗装を乾いては塗り、乾いては塗り計3回の工程。

ボードの裏面の木片の役割がご覧いただけるかと思います。













これが終わると、待ちに待った仕上げ塗装に入れます。

これも技術が必要、焦って厚く塗ってはおしまいです。











この仕上げ塗装も、塗っては乾燥、塗っては乾燥の繰り返し。



洗濯バサミに吊るされた、可愛らしいボードが風にゆらゆら。


家族のものが、「いい歳してオッサン何してるの・・・?」

その視線が気になりました。


今日はここまでのご紹介とします。